トリオンの蟲惑魔の情報・買取価格等をピックアップ!
星4/地属性/昆虫族/攻1600/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を手札に加える。(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。その相手のカードを破壊する。(3):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、「ホール」通常罠及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
「トリオンの蟲惑魔」は2013年4月20日発売のJUDGMENT OF THE LIGHTで登場しました。
レベル4地属性昆虫族効果モンスターで、自身の召喚成功時に「ホール」または「落とし穴」通常罠カードのサーチを行う効果と、自身の特殊召喚成功時に相手フィールドの魔法・罠カード1枚の破壊を行う効果を持っており、効果分類はどちらも誘発効果となっています。
また、「ホール」・「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない永続効果を持っています。
登場時のレアリティはノーマルで、GOLD PACK 2016で再録されています。
●効果説明や使い方等
非常に汎用性の高いカードで、自身の召喚・特殊召喚成功時にそれぞれ異なった効果を使用することが出来ます。自身の召喚成功時には「ホール」・「落とし穴」通常罠カードのサーチを行う効果を持っており、ハンドアドバンテージに繋げることが出来ます。
「奈落の落とし穴」や「時空の落とし穴」、「蟲惑の落とし穴」と言ったカードは一般的なデッキにおいても採用率の高いカードとなっているため、このカードとセットで組み込まれることも多く、そのままセットを行ったりブラフとして別のカードのセットを行うことで相手の動きを止めることが出来ます。
「蟲惑魔」テーマにおいても必須と言える効果となっており、「ホール」・「落とし穴」カードは効果の発動トリガーとなる重要なカードなので、このカードを起点に展開することが可能です。
特殊召喚成功時には相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊する効果を持っているためボードアドバンテージの獲得を行うことが出来ます。
昆虫族というやや扱いにくい種族なので一般的なデッキにおいては特殊召喚が行いにくいカードですが、レベルが4なのでペンデュラム召喚による特殊召喚が行いやすく、状況に応じて除去カードとしても活躍します。
「蟲惑魔」テーマにおいては「ナチュルの神星樹」や「カズーラの蟲惑魔」などの効果によって容易に特殊召喚することが出来るため、デッキの主軸となるカードです。
自身の召喚・特殊召喚成功時の効果は発動回数に制限が無いため、複数枚の採用を行い、積極的な展開が推奨されるカードとなっています。
●まとめ
イラストからアリジゴクがモチーフになっていると考えられ、カード名は英語でアリジゴクを意味するアントリオンが由来であると考えられます。アリジゴクとはウスバカゲロウの幼虫を指し、英語名はコウスバカゲロウ属のラテン語名であるMyrmeleonとなっています。
現在の価格はゴールドシークレットレアの物で100円前後、そのほかのレアリティの物は50円前後となっています。