現世と冥界の逆転の情報・買取価格等をピックアップ!
「現世と冥界の逆転」はデュエル中に1枚しか発動できない。(1):お互いの墓地のカードがそれぞれ15枚以上の場合に1000LPを払って発動できる。お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のデッキと墓地のカードを全て入れ替え、その後デッキをシャッフルする。
「現世と冥界の逆転」は週刊少年ジャンプ2002年4・5合併号の付属カードで登場しました。
デュエル中1度しか発動が出来ず、お互いの墓地のカードがそれぞれ15枚以上の場合に1000ライフポイントを払うことで発動を行い、お互いのプレイヤーのデッキと墓地を入れ替え、デッキのシャッフルを行う効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはウルトラレアで、決闘者の栄光-記憶の断片- side:武藤遊戯やデュエリストパック-王の記憶編-で再録されています。元々は発動条件が自分の墓地のカードのみの枚数が15枚以上の時に発動が可能となっていましたが、先行でのデッキ破壊1ターンキルの中核となるカードであったため、2002年5月1日に制限カードに指定され、2006年3月1日に禁止カードとなりました。その後エラッタと共に2015年1月1日に制限復帰を果たし、2015年4月1日に制限解除されました。
●効果説明や使い方等
お互いに墓地のカードがそれぞれ15枚以上の場合にライフポイントを1000支払うことで発動を行い、デッキと墓地のカードを入れ替えることが出来ます。
エラッタにより発動条件が厳しくなっており、相手の墓地にもカードが15枚以上なければ発動が出来なくなったため、以前に比べて発動条件が相手依存となってしまいました。
自分の墓地肥やしを行いながら相手のデッキ破壊を行うことは難しく、高速化が進む現環境においてはペンデュラムの登場もあり、大量の墓地肥やしを行うデッキは限られています。
発動することが出来れば大量の墓地アドバンテージとなりますが、相手にも同様に大量の墓地アドバンテージを与えてしまうため、相手のデッキによっては自分が追い込まれてしまう場合も少なくありません。
現在は制限解除されていますがデュエル中1枚しか発動することが出来ず、コンボパーツのキーカードでありながらサーチ手段に乏しいなど多くの欠点を抱えているカードです。
「デビルコメディアン」とのコンボによってデッキ切れによるワンターンキルを達成することも可能となっていますが、コンボ性が強いため専用の構築が必須となります。
エラッタによる使い勝手の悪さが目立ってはいますが、デッキ破壊によるワンターンキルを行うデッキのキーカードとして活躍するカードとなっています。
●まとめ
遊戯王DMバトルシティ編においてイシズが使用しています。対戦相手である海馬の使用した「死のデッキ破壊ウイルス」と「魔法除去細菌兵器」のウイルスコンボにより大量のカードが墓地へ送られたため、このカードの効果を最大限に活かすことに成功しています。このカードの発動後、海馬のデッキはわずか6枚と壊滅的な打撃を受けました。
現在の価格はレアリティ問わず100円~50円前後となっています。